BIO

Peter had released his first solo CD, “Reveillez-Vous” (1990).
He started playing with his own band.

今やスムースジャズ界の代表的ギタリストであるピーター・ホワイトですがミュージシャン
として成功した彼を語るのに同じイギリスのミュージシャンのアル・スチュアートを語らない
訳にはいきません。

アル・スチュアートのバンド・リーダーからスムース・ジャズ・ギタリストNo.1へ

ピーター・ホワイトは1975年に アル・スチュアートのバンドにキーボード・プレイヤーとして
参加します。 この時は21歳。
アル・スチュアートのバンドには既にギタリストはいたのですが 1976年にリリースされた
アル・スチュアートの 代表作、”Year of the Cat” の中の “On the Border” ではスパニッシュ・
ギターのソロをプレイしています。( アコースティック・ギターは Tim Renwick )
1975年から1994年迄、ピーター はアル・スチュアートのバンド・リーダーとしてアルの片腕と
なります。

さてスムース・ジャズがまだ “The Wave” “The Breeze” “The Wind” と言われていた頃、
アル・スチュアートのアルバム “Last Days of the Century” (1988年リリース) の中から
“Ghostly horses of the plain”という曲がラジオから流れます。
この曲はインストでギターをプレイしているのはピーターです。
最初は詞があったけれどアルが詞をつけない事に決め、インスト曲となります。
ラジオからこの曲が流れて来る度に、DJは アル・スチュアートとして紹介します。
確かに曲はアルが作ったがアルはまったくプレイしていない・・
「どうやったら僕は一人のミュージシャンとして認識してもらえるのか」
「それには自分自身のアルバムを作らなくては・・」
彼がこう思い始めたのが1988年から89年頃です。

ピーターは自分のバンドを作ろうとバーシアかシャーディの様なヴォーカルを探しますが
なかなか見つかりません。(ピーター は 1987 年に Matt Bianco を抜けたバーシア を
弟の ダニー と共にサポートしていました)

その頃、彼は初めて同じイギリス出身の Acoustic Alchemy (アコースティック・アルケミー)
を聴きます。


Acoustic Alchemy “Lazeez”
オリジナルメンバーの ニック・ウェブは
1998年に43歳で病死しており左の映像は
直後に発売された”The Best Kept Secret “です。
映像的には1996年頃のものです。
ロンドン・メトロポリタン・オーケストラを
従えてのプレイは迫力があります。

 

その素晴らしいアコースティック・ギター・ミュージックに触発され1990年にアル・ スチュアート
の為に書き溜めた曲を初ソロCD “Reveillez-Vous “としてリリースします。

WindowsのSkipper Wiseとの共同プロデュースのこのCDはかなりポップス寄りで
参加ミュージシャンの Krysia Kristianne、Robin Lamble はアル・スチュアートの
バックメンバーでもありまだかなりアル・スチュアート色の強い音創りです。

ソロCDをリリースするタイミングとしては正解だった、とピーターは語っています。何故なら
1987年以前のジャズ・ラジオ・ステーションではヘビーなリアル・ジャズでない限り、オンエア
される事はなかったのです。スムース・ジャズというジャンルはまだアメリカのラジオ・
ステーションでは確立していませんでした。しかし今やスムース・ジャズは アメリカ(特に西海岸)
に於いて高い人気があり定着しています。

彼の初ソロCDはスムース・ジャズ・ラジオ・ステーションでオンエアされ始めます。
そして彼は自身のバンドでプレイを始めます。

Peter White Band
Bass-John Menzano
Sax-Greg Vail

バーシア や アル・スチュアート とのツアーをこなしながら1992年に2nd CD “Excusez-Moi”
をリリース。1st CD と同じく Skipper Wise と共同プロデュース。
“Year of the Cat”の Phil Kenzie がサックスで参加。又、ピーターの弟のDanny White が
キーボードで参加してます。このCDはビルボードのContemporary Jazz Albums で最高位
14位をマークします。
1991年にはアル・スチュアートと来日。アルの “Rhymes in Rooms”(1992) には大阪でのライブが
収録されています。

1993年には3rd “Promenade”をリリース。
プロデュースはピーター自身です。マービン・ゲイのカバー、”What’s Going On”と
“Deep in My Heart” で人気サックス奏者ボニー・ジェイムスがプレイ。
タイトル・トラックの”Promenade”はコンサートのオープニング曲となっています。

1994年にはカバー集の4th “Reflections”をリリース。
プロデュースにポール・ブラウン登場。サックスにボニー・ジェイムスとリチャード・エリオット。
ピーターがティーン・エイジャーの時に好きだった曲ばかりを集めて
作ったCD。ピーター自身が一番好きなCDに挙げる位のお気に入り。

Sindrome から3枚のCDをリリースした後、1995年に Columbia/Sony と契約。
1996年には彼の代表作ともいえる “Caravan of Dreams” をリリース。
プロデュースは前作同様、ポール・ブラウン。
バーシアのヴォーカルをフィーチャーした”Just Another Day” バーシアとは長く
やってますから息もぴったりです。
マーク・アントワンとのギターのコラボが職人芸な “Cafe Mystique”、
リック・ブロウン、ボニー・ジェイムス等、ミュージシャンもゴージャス。
私の一番好きなアルバムで収録曲の”Venice Beach”が今でも一番好きな曲です。

1997年にクリスマス・ソング集の6th “Songs of the Season”リリース。引き続き
ポール・ブラウンのプロデュース。
カーク・ウェイラム、ブライアン・ブロンバーグ、グレッグ・カルーキス、 リック・ブロウン等の
ミュージシャンが参加。
ジョニ・ミッチェルの”River”をケニー・ラティモアが見事に歌い上げており ピーターのギターも
美しく、 素晴らしい曲に仕上がっております。

1998年には7th “Perfect Moment”リリース。
プロデュースはピーター、ポール・ブラウン、スティーブ・デュービン。 参加ミュージシャンは
リック・ブロウン、ブライアン・カルバートソン、グローヴァー・ワシントンJr.など。
このアルバムは全米スムース・ジャズ・アワーズ** で年間ベストアルバム賞に選ばれております。

「Perfect Moment 」に収録されている”Midnight in Manhattan”は
グローヴァー・ワシントンJr. がサックスですが彼は1999年に亡くなって
います。この曲はピーターのショーでは必ず演奏されます。

2001年には3年振りの新作となった8th “Glow” をリリースします。 プロデュースは3曲以外
スティーブ・デュービン。
デイブ・コズ、カーク・ウェイラム、リック・ブロウン、ジェフ・ローバー、 スティーブ・コール等、
ミュージシャンが超豪華。
“Who’s That Lady” “Just My Imagination” “Every Kinda People” といったカバー曲も
ナイス・ティストです。

2004年3月、2年半のインターバルをおいて9th “Confidential” リリース。
プロデュースはスティーブ・デュービン、ポール・ブラウン、マシュー・ヘイガー。
タイトル・トラックの”Confidential”ではプロデューサーとしても引っ張りだこの ブライアン・
カルバートソンのキーボードをフィーチャー。 クリストファー・クロスのヴォーカルが超クリアな
ブレンダ・ラッセルのカバー、”She’s In Love” そしてクリス・ボッティとの”Stormfront”は雰囲気
抜群、スムース・ジャズ・ギタリストNo.1、さすが納得のアルバムと言えます。

2006年6月、カバーアルバムとしては1994年の”Reflections”に続いて二枚目となる
“Playin’ Favorites”をリリース。プロデュースはポール・ブラウン。

2007年、リック・ブロウンとリチャード・エリオットで立ち上げたレーベル”Artizen”からの
リリースとなるクリスマスツアーのライブ盤、”Peter White Christmas”を発売。

2007年11月来日
そして2007年11月13日から16日の4日間、PW自身のショーとしては初めての来日。
東京で見事なギター・ワークを披露してくれました。

2007japan 来日メンバー
Peter White(g)
Mindi Abair(sax,vo)
Gregg Karukas(key)
Stan Sargeant(b)
Eric Valentine(ds)


ピーターのソロショーと言うよりサックスのミンディ・エイバーとのジョイントショーです。
二人は同じ事務所です。マネージメント会社の社長がスティーブ・チャップマンですが彼は
アル・アチュアートのバンドではドラマーでした。 アル・アチュアートのツアー経営が厳しく
なってくると チャップマンはドラマー兼ロードマネージャーをやるようになりそれが今に
つながっているので人生どうなるか分かりませんよね。ちなみにピーターはアルのツアーでは
運転手担当でした。アメリカは広いですからツアーで回るのも大変ですよね。

ピーター・ホワイトバンドはそれから何度も来日しておりますので詳しくは in Japan をどうぞ。

2009年9月8日にオリジナルアルバムとしては5年半振りになる “Good Day” を Peak Records
からリリース。プロデュースはPeter自身とD.C.
ビルボード・ジャズ・ソング・チャートで 1st シングルの”Bright” が No.1 を記録しております。

2012年3月13日にHeads Up から全曲オリジナル曲からなる “Here We Go ” をリリース。
娘のシャーロットがヴァイオリンで参加しております。
2014年に10月7日に”Smile”
2016年10月28日に”Groovin'”
2019年11月29日に”usic for STARLUX Airlines”
いずれもHeads Upから発売。
そして今年新譜リリースの予定なので早く聴きたいですね!